まず表紙。
それと思わせるものではなかったが、画風が「いかにも」と言う感じである。
この段階で既に嫌な予感というよりは悪寒が走り出す。
既に読む気力7割減。
がしかし、ここで躊躇してはいかん。
意を決してページを開く。
前書きとイラストが目に飛び込む。…セフィロスがクラウドを包容してやがる。
体温が2度ほど下がる。
とりあえず本をいったん閉じ、心の平静を取り戻そうと5分ほど放心する。
そして、葛藤する。
読むべきか読まざるべきか……。
ネタのためには読むべきだ。しかし、イラスト1枚でへこんだのに最後までいけるのか?
結論:ネタのためなら我が身を削れ
ということで、意を決して読み出す。
4ページ目:セフィロスがクラウドに熱い接吻
…見た瞬間に本を放り投げた。
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ。
再び葛藤にはいる。
………中略………
どうにかこうにか読み終わる。
32ページの本を読むのに30分以上かけたのは久しぶりだ。
感想:失うものなどもうない、と思っていたのにまた大切な何かを失った気がする
…誰か、メモリの消去方法を教えてください。