順位 | 日付 |
9/20土 | 9/23火 |
9/27土 | 10/1水 |
10/5日 | 10/18土 |
10/26日 | 11/9日 |
11/23日 | 11/29土 |
12/6土 |
脱出 | (圏外) | 新潟(A) |
大宮(A) | (試合なし) |
京都(H) | 浦和(A) |
(脱出) |
|||||
脱出 | (圏外) | (圏外) |
川崎(H) | G大阪(A) |
大宮(A) | 札幌(A) |
横浜M(H) | 名古屋(H) |
(脱出) |
|||
脱出 | (圏外) | (圏外) |
(圏外) | (圏外) |
神戸(A) | 鹿島(A) |
東京V(H) | 横浜M(A) |
(脱出) |
|||
脱出 | 磐田(A) | 川崎(H) |
大分(H) | (試合なし) |
新潟(A) | 名古屋(H) |
柏(A) | 京都(H) |
千葉(A) |
(脱出) |
||
脱出 | (圏外) | (圏外) |
神戸(H) | 鹿島(A) |
柏(H) | 東京V(A) |
千葉(H) | 川崎(H) |
新潟(A) |
以下略 |
||
脱出 | (圏外) | (圏外) |
(圏外) | (圏外) |
横浜M(H) | 千葉(A) |
浦和(H) | 鹿島(A) |
大宮(H) |
以下略 |
||
15位 | 札幌(A) | 名古屋(H) |
京都(A) | (試合なし) |
浦和(H) | 新潟(H) |
大宮(A) | 大分(A) |
横浜M(H) | 清水(A) |
F東京(H) |
|
入れ替え戦 |
||||||||||||
16位 | 横浜M(H) | F東京(A) |
新潟(H) | (試合なし) |
札幌(H) | G大阪(A) |
名古屋(A) | 清水(H) |
柏(H) | 鹿島(A) |
大宮(H) |
|
降格 |
||||||||||||
17位 | (圏外) | 清水(A) |
G大阪(H) | (試合なし) |
名古屋(A) | 大宮(H) |
京都(A) | 神戸(H) |
札幌(H) | 横浜M(A) |
川崎(H) |
|
18位 | 千葉(H) | 大分(A) |
F東京(H) | (試合なし) |
磐田(A) | 柏(H) |
(降格) |
精度の差
2008.11.29 J1第33節:清水エスパルス戦(日本平)
18.巻 |
||||||
|
||||||
16.谷澤 |
44.ミシェウ |
10.レイナウド | ||||
3.斎藤 |
6.下村 |
|||||
|
||||||
31.青木良 |
4.ボスナー |
14.池田 |
2.坂本 | |||
30.岡本 |
前節の惨敗を受けて、深井→レイナウド、新居→ミシェウ、工藤→斎藤と中盤を入れ替え。
勝たなければ降格決定の可能性もある試合、3試合ノーゴールで来てるがなんとしても結果がほしい。
ゴール裏には「優勝争いの時も見たことなかった」(エスパルスサポーターのおっちゃんがそう言ってた)ぐらい
沢山のジェフサポーターが来た。
さて試合の感想をかいつまんで。
序盤は動きのかみ合わないところがあったが、徐々にその辺のギャップは埋められていった。
ただ、サイドチェンジや前線のフィードに精度がなく、狙いはいいもののパスが通らないことが何度もあった。
対するエスパルスはDFラインの裏を狙うシンプルな戦術。ほぼこれ一辺倒だったが、これがうまくはまる。
パスやクロス、トラップなどもしっかり出来ていたのでおのずと決定的シーンも数多く作れていた。
結局それが現状の実力差であり、結果(2-3)の差なのだろう。
そんな中でも巻はよく2点取ったし、選手も最後まで諦めずに戦ったと思う。
負けたことは悔しいが、これで降格しても下を向く必要はない。そう思いながら日本平を後にした。
今日の降格を免れたと知ったのはそれから1時間あとのことだった。
最終節はどんな結末になろうとも、ミラー監督の言っていた通り後悔を残さない戦いをしてほしい。
勝ちフラグだと思ったのだが…
2008.11.5 天皇杯4回戦:清水エスパルス戦(日本平)
ミラー監督は残留争い優先を公言していたのでメンバーはだいぶ変わるだろうと予想していた通りの布陣となった。
発表はGK櫛野、DF益山、池田、早川、青木良、MF工藤、戸田、斎藤、根本、FWミシェウ、レイナウドだったが、
実際のフォーメーションはこの発表とは異なった。
10.レイナウド |
||||||
|
||||||
29.益山 |
44.ミシェウ |
7.工藤 | ||||
41.戸田 |
3.斎藤 |
|||||
|
||||||
43.根本 |
45.早川 |
14.池田 |
31.青木良 | |||
17.櫛野 |
益山はSBではなくMFとして起用し、青木がこの日は右に回る。さすがにこんなシステムは予想できなかった。
櫛野はこれが1年半ぶりの公式戦。ジェフの櫛野という意味では2年以上ぶりか?
ちなみにキャプテンは青木良で、控えは中牧、坂本、下村、中島、深井、青木孝、新居。
さて試合の感想をかいつまんで。
前半はほとんどチャンス作れず。エスパルスの決定力不足に助けられてなんとか無失点という感じ。
後半も攻めるエスパルスに時折ジェフのカウンターという図式変わらず。
より決定的シーンは多かったが、2度のバーと櫛野の好セーブに救われる。
ともに1度ネットを揺らすが(GKのセーブしたこぼれ球を押し込む)、ともにオフサイドでノーゴール。
チャンスを逃し続けたエスパルスがころっと失点して負けるパターンか、と思ったロスタイムに失点。
失点直後に試合終了のホイッスルで敗戦。今年もまた初戦敗退となった。
感想
・DFラインの裏を取られるシーンが多すぎた(失点シーンも含め)。リーグでこれだと困る。
・益山は前半空気。後半に入って飛び出しを意識したプレーが出だして存在感を出し始めた。
・スタメン発表のとき、池田にはエスパルス側からも拍手。戸田はブーイングと半々ぐらい。
・レイナウドとミシェウの意図が合ってなさすぎ。レイナウドが飛び出す気ないせいだろう。
・今日もレイナウドのシュートは枠に飛びませんでした。
・レイナウド1トップはやはり2列目3列目の飛び出しが重要。今日はそれがなかった。途中から新居の1トップに
なったが、こっちの方がまだよかった。
・根本の左SB自体は悪くないと思うが、根本自身の不用意なパスミスとかからのボールロストがやたら目立った。
・こうなったら残留に全力を注いでくれ。
また、工藤が決めた
2008.9.27 Jリーグ第27節:京都サンガ戦(西京極)
3連勝と調子が上向き、攻撃陣も好調。今日はどういう布陣を組むだろうと思ったら誰もが予想していないような
スタメンとなった。
18.巻 |
11.新居 |
|||||
44.ミシェウ |
||||||
|
||||||
41.戸田 |
6.下村 |
7.工藤 |
||||
|
||||||
31.青木良 |
4.ボスナー |
14.池田 |
2.坂本 | |||
30.岡本 |
谷澤、深井の二人をスタメンから外し、さらに新居・工藤をサイドに配置する4-5-1ではなくボランチ3枚、2トップ
の4-3-1-2。
谷澤と深井は連戦を考慮してだろうが、8人を守備的に配置するのはいかにも「守ります」という感じ。
やはりミラー監督の考え方はイングランド的(アウェーでは負けない戦い優先)なのだろうか。
さて試合。
開始早々に工藤のスルーから新居が裏に抜けて1対1の局面を作ったが、これはGKに阻まれる。
前半、ジェフのシュートはこの一本のみ。あとはサンガに主導権を握られる展開となったがDFラインが踏ん張って
決定的なシーンはそれほど作らせないで済んだ。ただ、何度かミドルがあって肝を冷やしたが。
サンガは基本的に柳沢にロングボールを放って、キープした柳沢を起点に攻めていく。
その繰り返しみたいなやり方だった(フェルナンジーニョがいなかった影響か)。
正直、こういうサッカーをするチームには負けたくないなと思ったが、さりとて突破口もなく0-0で前半終了。
後半頭からメンバーを替えてくるかと思ったがメンバーチェンジはなし。後半も前半と同じような展開。
15分ぐらいにミシェウに換えて深井が登場。ボールの持ちすぎが目立ったミシェウから球離れのよい深井になった
ことで少しジェフがペースを握りだす。
その数分後、サンガディフェンスのクリアボールが工藤に当たり、跳ね返りが巻の元へ。
これを頭で落としたところに走りこんだのは工藤。数秒キープした後に選択したシュートはゴール右隅へ。
後半最初のチャンスをものにし、ジェフが先制。
この後数分はジェフペースで、新居と巻に1度ずつチャンスがあったがいずれもシュートは枠外。ここはせめて枠に
飛ばしてもらいたいところ。
そこからは同点を狙うサンガが攻勢となったが(フェルナンジーニョも投入された)、ジェフディフェンスもしっかり
対応していた。一度岡本が取り損ねたボールがフリーの柳沢に渡るピンチがあったものの、これは枠外で事なきを得た。
終盤には新居→レイナウド、戸田→斉藤で逃げ切りを図り、ピンチをしのぎ試合終了。
1-0でジェフがこの試合をものにした。
谷澤と深井がいない状況だと巻が活かされず、攻撃バリエーションが減ってしまい守勢に回るというのはなんとか
してほしい、と思うものの今は内容より結果。アウェーで谷澤を温存した上で勝ったという結果を評価しよう。
サンガはフェルナンジーニョ投入後もロングボール作戦を取っていたが、これは意味がないと思う(サンガ選手の誰か
もそうコメントしてたが)。
そもそもジェフにとって一番いやだったのはフェルナンジーニョがボール持った時だったと思うし。
今回の感想
・思うようにボールがこなくて新居がイラついていたように見えたが、これに腐らず次の機会を狙ってほしい。
・ミシェウがシュートを打たず、パスはグラウンダーのみ、キープしすぎるというのがマイナスに作用してる。
もう少し引き出しを増やしてほしい。
・レイナウドはリードしてる局面で時間稼ぎさせるのには最適。あのキープ力はすごいわ。
シュートが枠に飛べばねえ…。
・この期に及んでまだターンオーバーやって、その上勝つ。ミラー監督すごすぎ。
待望の勝利
2008.8.9 Jリーグ第20節:鹿島アントラーズ戦(フクアリ)
この試合から新外国人ミシェウが出場可能となり、早速スタメン。
ほかはボランチが斎藤から戸田に変わったものの、基本変わらずの4-5-1。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ナビスコでいいところなく敗れた3日後の試合。首位アントラーズ相手にどこまで耐え抜くか、
と考えていたが内容はいい意味で裏切られる。
この日初出場のミシェウが攻撃の起点となっていいリズムで試合が進む。
前半4分にオフサイドになったが巻へのスルーパスを出すなど、これまでのジェフにはなかった攻撃パターンをみせる。
また、ミシェウがボールキープできるので工藤、谷澤の両サイドもこれまで以上に積極的に攻撃参加。
選手が一人入るだけでここまで変われるものなのか、と関心すると同時にコケなくてよかったと安心もした。
そして両者無得点で迎えた前半40分過ぎに谷澤が得たFKをボスナーが決めて先制。
いい時間に点を取って後半に入る。
後半早々にアントラーズが一人少なくなることでジェフがますます有利な展開に。
この日は選手の出足もよく、数的優位に立ったことでディフェンスで常に一人余る状況をうまく作れるようになった。
そして工藤のFKにDFを振り切った巻が頭で合わせて追加点。理想的な展開になった。
が、その直後に新井場のクロスを本山に合わせられて1点差。ディフェンスは3人いたが本山は完全フリー。
得点直後の失点、マークが完全にずれてる、2人ついてた新井場にクロスを上げられるなど課題の多い失点だった。
それからしばらくはアントラーズ攻勢だったが、これをしのいで谷澤のクロスに巻が合わせて追加点。
DFを振り切り腰の高さのクロスに頭で合わせる、いい時の巻らしい得点だったと思う。これで完全復活といってもらいたいものだ。
その後はセーフティに試合を進めて3-1で勝利。リーグ戦では今年初めて2点差以上つけての勝利となった。
どんな形でもいいから勝利がほしい、という状況で今年一番の試合ができた。それもアントラーズ相手に。
こういう試合ができれば残留というのも現実味を帯びてくるのではないか。そんな期待感を抱ける試合だった。
それにしてもボスナーのイエローはもったいない(ゴール後にボトルを蹴ったため)。もったいない以上に2試合出場停止が痛い。 ここをうまく乗り切ってほしいところ。
見所も収穫もない試合
2008.8.6 ナビスコカップ準々決勝第2戦:名古屋グランパス戦(瑞穂陸)
システムはヴィッセル戦と同様の4-5-1。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0-1で迎えた第2戦。勝利条件なだけに積極的に点を取りに行きたいところだが、相変わらず攻撃の形が作れない。
時折谷澤がいい形を作りかけたりしたものの、決定的チャンスはほぼゼロ。
後半はじめにその谷澤が放ったミドルがポストに直撃したのが唯一得点を感じさせる攻撃だった。
対するグランパスも決定的場面はそれほど多くなかったが、CKから確実に得点。この辺が勝ってるチームと言ったところか。
いずれにしても得点の予感がない、というのはあまりにも厳しい。新外国人のミシェウに賭けるしかない、と思っていたが…。
選手個人で気になったのは苔口。あまりにも簡単にボールを取られすぎる。
積極的にボールを呼び込む姿勢はいいのだが、もっとキープしてくれないと攻撃にならん。
監督がこれだけ使ってくれている、という期待に応えてもらいたいところだ。
「いい試合」じゃ意味がない
2008.5.3 Jリーグ第10節:柏レイソル戦(フクアリ)
システムは谷澤が左ウイングにつく4-3-3。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ここまでの試合でもっとも内容が良かったと思う。
チャンスも数多く作れた。だがそのチャンスを4回も逸しては負けるのは必然。
結果がほしいこの時期に結局負けてしまっては元も子もない。しかもこの時期はいい試合した次の試合が最悪の試合、
ってことが頻繁にあっただけに。
選手層、運動量、出足で負けてたら何で勝てばいいのか
2008.4.29 Jリーグ第9節:横浜マリノス戦(日産S)
システムは両ウイングがかなり引き気味になる5-4-1。攻撃は新居と谷澤の2名であとは全員守備という布陣。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
収穫がないのが収穫、としか言い様のない試合だった。
最初の失点がCKでよりによって中沢がフリーになるという状況。2失点目は前半終了間際に小宮山のミドルが
ボスナーの足に当たってコースが変わる不運といえる失点。
ただ、このミドルを積極的に打つ姿勢がマリノスとジェフの差を象徴している気がする。
そして3失点目は後半早々にまたもミドルから。
終了間際、開始早々に失点しては勝てるわけがない。
しかし勝ち負け以前に戦う姿勢で負けてた。10年ぶりぐらいに「金返せ」といいたくなるような試合を見た。
聖闘士に同じ手は2度通用しない
2008.4.26 Jリーグ第8節:ジュビロ磐田戦(フクアリ)
システムは青木孝が多少引き気味の3-5-2-1。ボスナーの変わりに青木良がリベロに入った。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
CKから谷澤の鮮やかなミドルが決まって幸先良く先制。
しかしその後ジュビロにサイドを崩されてクロスを上げられ、これをジウシーニョに決められる。
これを2回も見せられると何やってるんだ!?という気持ちになる。
試合中で修正できないというのは痛い。
足りない自信、集中力
2008.4.19 Jリーグ第7節:名古屋グランパス戦(瑞穂)
下村が出場停止で中盤をどうやってメンバーを組むか注目していたが下のようなメンバー構成となった。
アンカーの中島は今までより更にDFラインに近づきフォアリベロのような位置付け。
DFラインでは松本がケガということもあって右に坂本、左に青木良という構成。さらにキーパーも岡本へチェンジ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
試合内容は前半12分に不運なPKを献上して先制を許すも(岡本は反応して手にも当てたがゴールを決められたのでとても悔しそうだった)、
逆にこの1点がアヤになった印象。
思わぬ先制点で早く追いつこうとするジェフが攻勢をかけ、CKから巻が決めて同点
(フルゴビッチのグラウンダークロスはいいアイデアだった)。
さらにその後サイドに流れた巻がグラウンダーで中央にクロスを入れると走り込んだ伊藤が鮮やかに決めて逆転。
今年になって初めて逆転でリードを奪う展開となった(ちなみに2点ともなんか入っちゃいましたみたいな感じで喜ぶヒマがなかった)。
そこからグランパスも反撃を本格化してきたが、前半はディフェンスラインも中盤も踏ん張ってPKの1失点に抑え、
2-1とリードして折り返す。
しかし後半になると推されっぱなしの展開が続く。守勢に回るのは予想できたことなのだが、
とにかくグランパスにサイドを破られクロスを右から左から入れられる、というパターンが続きすぎた。
攻めの方は岡本から巻にロングボールを蹴り込むが左右に降ることも出来ず楢崎がキャッチ、という単調な攻め一辺倒。
とにかくボールが落ち着かない展開だった。
プレスの方も前半から比べるとだいぶ落ちていた印象が強く、グランパスも楽に展開できてたのではないだろうか。
監督も落ち着かない展開を打破しようと馬場投入を考えていたが、タイミングを図るようになかなかカードを切ってこない。
で、その様子を見てるうちに同点に追いつかれる。クリアミスをヨンセンに押し込まれたが、
この辺はクロスに対して慌てすぎてたのではないだろうか。
その直後ぐらいに馬場を投入したが流れは変わらず。相変わらずジェフのほうはボールが落ち着かないし、
グランパスは逆に追いついて対処してた。
結局流れの悪さは変わらずに玉田に裏を突かれて杉本に逆転ゴールを許す。スピードタイプの選手を止めるDFがいないのはやはり辛い。
逆転を許してから苔口と新居を投入したがアイデア不足は変わらずこれといった突破口を見いだせずに2-3で敗れた。
失点が多いという状況は相変わらずで、ここをなんとかしないと勝つのは難しい。
アウェーや格上を相手にするときは開幕戦みたいに攻撃を捨ててでも全体を引き気味にして守るという戦術もありだと思う。
ラインを押し上げて裏を取られるともう誰も追いつけないという状況になってしまうし。
攻撃に関しては工藤を起用して欲しいというのが個人的な希望。ここ最近出番がないのは気になる。
とはいえ、戦術うんぬんよりも自信が足りないのではないかという気持ちが強い。
前半と後半でチームが変わってしまったのは「このまま勝ちきれるだろうか?」という疑問を抱きながら
やっていたのではないか?そんな気がしてならない。
思い切って開き直って最初から全力でボールを追う、それを体力が続くかぎりやる、そんな姿が見たい。
こういう負け方では「よくやった」とは言えない。悔しさがどうしても残ってしまう。
待望の1勝はいったいいつになったら来るのだろうか?
ちなみに試合前に縁があって地元CATV局の実況ルーム(真ん中にあるガラス張りのアレ)に入れてもらった。
スタジアム全体が一望できる「うらやましい」場所だった。
もっとも、スタッフの人たちは当然のごとく赤一色なので肩身は狭かったが(このときすでにユニフォームは着てた)。
かすかに見えた攻撃の形
2008.3.23 ナビスコGL第2節:柏レイソル戦(フクアリ)
新加入のフルゴビッチがこの試合から出場可能、レイナウドがケガから復帰とようやくメンバーが
揃い始めたこの試合。シーズン前にやるであろうといわれていた4バックを採用となった。
右SBには松本にかえて市原が今季初スタメン。バックはやや守備的な布陣を組んだ。
中盤では工藤が控えに回り、前節ゴールの好調さを買われてか中島がスタメン。アンカーの一位置に入った。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
しかしこの布陣は明らかに失敗。連携の取れないフルゴビッチの右サイドが執拗に狙われる。
左ウイングに居るべき青木が市原のフォローに回るといったシーンも数多く見受けられた。
期待のフルゴビッチ、レイナウドは「溜めを作る」というより「球離れが悪い」感じでなかなかボールが前線に回らず。
失点シーンも右サイドからであった。1点で済んでよかったというのが正直なところ。
後半開始からは中島→工藤、市原→松本と選手交代し、ボランチは米倉、下村の2枚で工藤がトップ下に入る(松本はそのまま右SB)。
工藤が入ったことでボール回りが良くなり、松本が入ったことで右サイドの一方的展開は多少解消されたが、
状況が劇的に変化したのはフルゴビッチが退場(ヒジ打ちで2枚目のイエローもらう)して一人少なくなってから(工藤が右サイドに回った)。
悪くいえばボールを停滞させるフルゴビッチが居なくなったこと、フィールドが広く使えるようになったことで球回りがかなりよくなった。
さらにセットプレーが起点となって同点ゴールを決めてから、レイナウドに代えて谷澤投入。それまで自分のポジション取りに迷いがあった青木
(実際後半になってから青木は何度も自分のポジションをコーチに確認していた)が
トップに固定されて、攻めるジェフにカウンターで応酬するレイソルというジェフ優位の流れが完全にでき上がった。
この青木1トップの状況がいままででもっともボール回りがよかったように感じた。この最後25分が今後の攻撃のヒントになるような、
そんな気がする。
結局試合は1-1で引き分けたが、試合後ブーイングされていたレイソルの選手に対して拍手で迎えられたジェフの選手。
それが試合内容を物語っていたと感じた。
選手短評
立石:今日も安定してた。
市原:フルゴビッチとのコンビネーションが不十分だった影響か、攻守ともイマイチ。サイドチェンジ多用はいいと思う。
(→松本):後半から登場。守備もしっかり出来てたし、何度か攻撃も出来てた。
斎藤:失点にも絡んだが得点もあげたのでチャラか。全体的には特に問題はなかったと思う。
ボスナー:すでになくてはならない存在になった印象。直接FKが見たかった。
坂本:今日も攻撃は控えめ。守備がやはりちょっと物足りない。
中島:基本的にはいいと思うのだが、時々軽いプレーがありそれがピンチを招くのが困りもの(仕様との噂も)。
(→工藤):後半から登場。攻撃にリズムを作った。ゴール前にもしばしば顔を出してた。
下村:守備から攻撃の起点になってた。一人少なくなってからは守備中心だったか。
米倉:前半は前目のボランチといった感じで攻撃にもたびたび顔を出した。一人少なくなってからは守備に専念もアシストは見事。
フルゴビッチ:右サイドで出場も、今日は完全にブレーキ。退場してからチームが活性化したのは皮肉だった。早くチームに慣れて欲しい。
青木孝:今日も左サイドから右SBまで幅広く動いてた。豊富な運動量を生かすのも重要だが、
1トップに入ってからの方が生き生きしてた気がする。
レイナウド:久々のせいかイマイチ。もっと簡単に捌いてもいいと思う。
(→谷澤):左ウイングに入って青木、工藤と攻撃を担った。ただ、常にDF2人か3人を背負ってプレーせざるを得なかったのは厳しかった。
初めてSS指定で見たが、とにかく選手が近くてよかった。両ゴールとも席寄りのサイドからだったし。
ひとまず及第点
2008.3.8 Jリーグ第1節:ガンバ大阪戦(万博)
これまで練習やPSMは一貫して4バックで挑んでいたので、スタメン発表の時点でもやはり4バックで松本を上がり目の右サイドで使うと思いきや、
完全アウェー仕様の5バックだった(一応監督は3バックと言っていたが)。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ガンバの攻撃力や総合力を考えると、この守備的シフトは止むを得ないところ。
試合の方はやはりガンバが攻め、ジェフが守る展開。青木良がルーカスを見て斎藤がバレーを見る形をとっていたが、
バレーのマークがずれてフリーに近い状態でクロスに合わせられた。
シュートはポストに当たりなんとかしのいだが、このシュートが入っていたら違った結果(というか虐殺)になっていたと思う。
前半はこれ以外にルーカスが佐々木のクロスに合わせたり遠藤の直接FKがあったものの、
これらはマークがちゃんとついてたり壁に当たったりでしのいだ。
攻撃面はやはり厳しく、坂本や青木孝が単発で突破していたもののいい形は作りきれなかった。
しかし攻撃を犠牲にしてでもしっかり守るというのはプラン通りだったので、そこは目をつぶるべきだろう。
唯一の誤算は青木良がケガで交代せざるを得なかったこと(替わりに結城が入った)。
後半もガンバが攻めてジェフが守る展開は変わらなかったが、ジェフのカウンター意識が高かまったか攻撃が多少出来るようになる。
実際5分程度という短い時間ではあったがジェフの時間帯もたしかにあった(工藤のクロスから巻のヘッドは惜しかった)。
あとはこの時間帯をどこまで増やせるか、だろう。
守備の方はガンバが3トップにしてきた後も特に破綻することなく対応できていた。
特に空中戦をことごとく跳ね返せるようになったのは大きな変化といえよう。
攻撃に関してはカウンターなら速い選手が必要なだけに、ケガの新居がいればと思うことがしばしばあった
(青木も速さはあるが、今日は若干下がり目だったのでオフサイドラインギリギリでの飛び出しという状況にできなかった)。
レイナウドや苔口などFWの駒数がはやく揃ってほしい。
試合は結局スコアレスドローで終わったが、監督も言うように上々のすべり出しだろう。
選手短評
立石:今日は神がかっていた。無失点の立役者。3点は防いだ。
松本:リーグ初出場だったが、及第点の出来。オーバーラップもまあまあ成功してた。
斎藤:序盤判断ミスがあってヒヤリとしたが、総じて安定してた。
ボスナー:今日はリベロという形を取ったが、ハイボールの処理は安定感ある。ロングフィードがもう少しみたい。
青木良:ストッパーで出場も前半半ばにケガで退場。残念。
(→結城):右ストッパーとして出場。無難な出来。たまには上がってもらいたいが、今日はやむなしか。
坂本:松本を上がらせるため自身の上りはほとんどなかったが、守備が今一つだった気がする。
中島:中盤の底で漂っていた。セットプレーは上がってもらいたいのだが、CBが上がってるだけに仕方ないか。
下村:守備中心の中でも上がって活路を見いだそうとしてた。
工藤:巻へのクロスなど数少ないチャンスを演出した。
(→米倉):緊張があったかプレーに思い切りがなかった感じ。難しい時間帯での投入ではあったが。
青木孝:1.5列目でディフェンスから攻撃まで幅広く顔を出した。さすがに90分持たなかったが
(→谷澤):青木と同じポジションに入ったが、思い切りという点ではイマイチ。
巻:試合展開上出番がないのもやむなし。工藤のクロスからヘッドはきれいに合わせたのだが(GKに止められた)。
余談になるが、万博競技場のコーヒーは200円するのに使ってるのは「ネスカフェゴールドブレンド」ですよ。
豆使え。せめて作るのは見えないところでやってくれ(あらかじめ作ってポットに入れておくとか)。