久しく更新する機会に恵まれなかったこのコーナー。
　これまた久しぶりの更新となった。
　久しぶりだったのにも関わらず、のっけからなかなか良い出だしである。
　今回も2人における対戦(今回はみゆき対よつばの伝統の一戦)だったのだが、トータルで勝てそうな予感をもって3ゲーム目に突入。
　始めのうちはスコアがそれほど伸びないのが普通なので、2戦立て続けに落としても大して気にはしない。
　そして3ゲーム目に事件は起こった。
　そろそろ調子も上がりだし、さあこれからだと思った6フレーム目。
　どうもレーンの様子がおかしい。
　1投目に6ピン倒したのに残ったピンを勝手に片づけるレーン。
　その前のよつば5フレームでも同じ現象が起きており、「これは何かがおかしい」と思ったので係に連絡。
　すると、係の人が「レーンが今を10フレームと認識している」と言った。
　どうやら、ボールが通過したのを認識していなかったフレームが2ゲーム目にあったようだ。
　で、原因について係の人はこういった。
　「ボールが軽すぎます」
　「10ポンド(俺が使っていたもの)は女性用のボールです」
　えっ、俺が悪いの？
　そして矢継ぎ早に
　「もっと重いボールもてますよね？」
　……は？
　「重いボールに変えて下さい」
　俺は10ポンドでさえ重いと感じているが、9ポンドじゃ指が入らないから10ポンドを使ってるんだ。
　その俺に向かって重くしろだと！？
　だいたい、腕相撲で男女を問わずほとんど勝ったことがない俺(中3の時の握力は右19kg，左19.5kg)に男用云々って言うな。
　もやしには1ポンドが死を招く負担増なんだよ。
　などと思ったものの、流石に機械が認識しないのでは困る。仕方ないので「どのくらいの重さなら良いですか？」とあからさまに嫌悪感を出しながら聞く。
　「最低でも12ポンドにして下さい」
　という係の言い方はあからさまにこれでも妥協してる方だから感謝しろオーラを感じさせたものであった。
　仕方ないので12ポンドにする。
　この「野球で言えば好投していた投手が投げているのに味方の監督がいらん抗議してピッチングリズムを崩した」ような事件のせいで結局3ゲーム目は低迷。
　追い上げに水を差されてしまった。
　そこからはまさに重さとの戦い。
　10ポンドの時にたまに投げていたカーブは完全に捨て(ほとんどかからないので)、ストレート一本に絞る。
　その甲斐もあってか、なんとか終わりの3ゲームで良いスコアを保つことが出来た。
　そして7回戦勝負の方は上に書いてあるとおり、3勝4敗ながらもトータルで辛くも勝利を収めて互角の結果となった。
　なんかこの結果って昔あった「高橋名人対毛利名人」みたいだな(分かる人だけ分かってくれ)。
　最後に。

　トーヨーボウル様
　俺に10ポンドのボールを投げさせて下さい
　12ポンドは重すぎて腕がちぎれそうです

　※普通、成人男性の使用するボールは14〜16ポンド
　　つまり、俺の使用してる重さは恐ろしく軽いものである
　　この事実だけは一応認めておく

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