上のバーに書いてある「〜が俺を呼んでいる」というのは2プレーでアイスマンとアルティーノを組ませるとクリアしたときにアイスマンが言う台詞。ちなみにアルティーノのほうは「じゃあ次は〜のステージかい?」という。
このメッセージってフレーム有りだと見えなくなってるんだよな……。
BATSUGUNは1993年に東亜プランが出したシューティングゲーム。プレイヤーは3種類の機種から一機を選んで5つのステージをひたすら突き進む。
3種類の機種やボムなどの基本構成は最近のシューティングの王道である。
ここに「後ろから突っ込んでくる敵」や「ゲロ吐きそうなくらい多い敵の弾」というエッセンスを加えたこのゲームは、まさに「東亜プランの王道シューティング」である。
さて、その東亜プラン。このゲームを最後に倒産してしまう。何せこのメーカー、シューティング以外はリリースしないのである。そんなところにシューティング不況と格闘ブームがやってくれば屋台骨が崩れるのは必然だろう。
そのころのシューティングはマンネリ化してしまいそれを打破する方法が「弾数を増やして難易度を上げる」ということしか見あたらなかったのが衰退の一因だろう。
難しいからつまらないので手を出さない、となれば後に待ちかまえるのは悪循環のみ。
……かくして東亜プランは星になった。
その後スタッフはCAVEに移籍して首領蜂シリーズをリリースしているらしい。
「東亜プランは死すとも東亜精神は死せず」ということだろう。
遠い宇宙の果て…一つの惑星において革命が起ころうとしていた。
政府に反抗するグレイドバラン革命軍は、ついにイプシロン計画を実行。
革命軍はわずか9日間で政府軍の全基地を制圧した。
目的のためには手段を選ばない革命軍…
しかし政府軍には、もはや革命軍に立ち向かえる戦力は残されていなかった。
「このままやられてしまうのだろうか…」
だれもが希望を失いかけていた時、政府に緊急通信が届いた。
偶然にもイプシロン計画の被害を受けていない海底秘密基地に、
開発中の特殊戦闘機が残っているというのだ。
残された道はただ一つ…政府は、残存部隊の中からスカルホーネット隊を選抜し、
世界を救うべく最終作戦を発動することを決定。
しかし、この情報はすでに革命軍によって盗聴されていた。
海底秘密基地に向かうスカルホーネット隊…その後を革命軍が追う。
今まさに、世界の運命をかけた激しい戦いが始まろうとしていた…
基本は弾避け。アホみたいに弾が飛んでくるので交わすことを主体にして進むこと。それでも始めのうちは攻撃がゆるめなのでできるだけ慣れるように。
ステージ3を越した当たりから通常攻撃が生半可じゃなく厳しくなるので、覚悟しておくこと。
やばくなったらボムを惜しみなく使うように。出し惜しみするとあっさり死んでしまうので要注意。
最後にものを言うのがなんと言っても「気合い」と「まぐれ」。これなくしてクリアはおぼつかない。
……って最低の結論だな。
|
パワーアップ |
各レベルでの武器の威力がアップ。最高5段階 |
|
ボンバー |
ボムが一つ増える。最大ストック7個 |
|
ビクトリー(大) |
スコア1000点。ステージ後のボーナスにもなる。 |
|
ビクトリー(小) |
スコア500点。こちらもステージ後のボーナスに |
|
ブタさん |
正式名称は知らない。俺と加藤(仮名)がそうよんでた。 |
画面下にあるゲージが満タンになったらレベルアップ。機体の能力がアップする。レベル3の時にゲージがたまるとボムがでる。
ちなみに経験値は敵を倒したときにでてくる「+○○」と表示される数字である。
コンティニューは3回までできる(しかできないといった方がいいか)。非常に回数が少なく、これ以外に設定を変更することができないのでコンティニューしてもクリアするのはかなり難しい。
……と書いてしまったのだが、下のようにクレジットが増やせるので懲りずに挑戦すればクリア可能。
クレジットアップ
プレー中にポーズを押し、ABABXABの順に押すとクレジットが1増える。
この技に回数制限はないので、好きなだけクレジットすればきっといつかはクリアできる。
アイスマンの違う顔
エンディングに移る段階でAボタンを押しっぱなしにしておくといつもと違うアイスマンの顔が見られる。
更に、同じ段階でABボタンを同時に押しっぱなしにすれば、もう一つ違う顔が見られる。
受け狙いで作ったと思われる。