俺と東亜プラン
東亜プランのゲームとの出会いを語る
何か支離滅裂な文になってしまった


 俺が東亜プランのゲームと出会ったのは大体今から10年くらい前の「TATSUJIN」が初めてであった。
 TATSUJINはとにかくクソ難しいゲームであり、多くの人が敬遠していたが俺のハートをがっちりとつかんだ。
 暇さえあれば家から自転車で45分くらいかかるゲーセンまで行っていたといえばいかにTATSUJINに惚れ込んでいたかがおわかりいただけるかと思う。
 とは言うものの実力的にはまだまだだったので最初のボスを倒すのが精一杯だったが。
 TATSUJIN以外では「大旋風」の「支援機システム」が斬新だった。
 これは仲間の機体を呼んで支援してもらうというもの。
 仲間の機体は普段は弾を撃つ攻撃しかしないが敵の弾に当たると敵機に向かって「カミカゼ」する(要するに敵機に突っ込んでダメージを与える)というものだった。
 このころから特殊攻撃といえばボムだっただけにそれ以外のシステムを導入するというのは非常に珍しいことだった。
 その後3年ほどゲーセンのシューティングから遠ざかっていたのだが、河合塾の近くのゲーセンになんと東亜プランのシューティングがおいてあるではないか。
 それが「BATSUGUN」である。
 大旋風のような変わった特殊攻撃などはないが、新たに経験値システムが導入されていた。
 システム云々よりも「東亜プランのシューティングができる」という感動の方が大きかった。
 とにかく極めなくては。そう心に誓って河合塾の講義がないときや昼休みなどにゲーセンに行き、とにかく極めにかかった。
 格闘ブームだったが格闘ゲームは全然手を着けないでひたすらBATSUGUN。
 誰もがBATSUGUNの存在を無視する中、一人ひたすらにプレーした。
 このゲームを最後に東亜プランは倒産してしまったのであるが、東亜プランのシューティングは今でも見つけるたびにプレーしている。
 あ〜、基盤が欲しい(特にTATSUJIN)と思う今日この頃である。