1981年(だったと思う)、日本物産(現ニチブツ)から発売された「ムーンクレスタ」はシューティングゲームとして初めて合体の概念を導入した。1〜3号機までが全てそろうとフェニックスに変身し、一定時間無敵という設定があった。
ただ、ムーンクレスタでは合体するのに1号機と2号機がぴったりとした位置で合体しないとお互いの機体が爆発してしまうという欠点があった。
その後、1985年にムーンクレスタの続編の「テラクレスタ」が発売された。全作では3機だった機体は5機に増え、更に一定回数分離できる「フォーメーション」が新たに追加された。
当然5機そろうとフェニックスに変形できるシステムは継承されており、結構人気を集めた。
1986年には家庭用ゲーム機(当然ファミコン)に移植された。FC版では新たにフォーメーションエディットが追加された。
1997年にテラクレスタの続編「テラクレスタ3D」が発売されると知り、「これは買わなくては」という義務感におそわれる。
とりあえず発売日前にファミ通のクロスレビューを見てみる。
するとそこには「これ3Dじゃなくて2Dだよ」などという不吉な文字が・・・。
見なかったことにして発売日に買う。チーン、5450えんになりま〜す。
たっけ〜。
それはさりとて早速プレーしなくては。前作では突如真後ろから敵が現れて爆死したりしたから要注意しなくては。
しかし、プレーの前に取説を読んでみると何故か機体が3機に減っていたり、フェニックスが無くなっていたりとなにやら手抜きのにおいが・・・。
・・・2分後
3Dじゃね〜よ、2Dだよ!!
しかもご丁寧様に敵が後ろからでてくる前に違う座標からでてくるし、これじゃテラクレスタじゃねえよ。
フェニックスがショボくなってるわ、何故かスコアがないわ、一体全体どういう了見だ!?
ボスとの戦闘はより一層3Dっぽい2Dに仕立て上げられてるしよー。
なにが「トップビューと迫力の3D視点」だよ、コンチクショウ。
・・・もしかして・・・・・・・騙された?
・・・やっぱり?
おまけ パッケージに書かれていた巧みな謳い文句
<これを見て騙される人がいるかも知れないので、騙されない自信がある人だけ反転させて読むようにby騙された人>
蘇る火の鳥!テラクレスタ復活
トップビューと迫力の3D視点
3機の合体で火の鳥が蘇った
フォーメーションで敵の一掃を狙え!
初回特典オリジナルサウンドCDプレゼント応募券付き<当然俺の買ったやつにはついてる、くそっ